Club mark_two

登山アルバム

(愛媛県/徳島県 塩塚高原 2005.1.22)

使用カメラ SIGMA SD10 レンズ 18-50mm F2.8 EX DC


 塩塚高原(しおづかこうげん 標高1,043m)は、ススキの群生が有名な四国の中心部に位置する単独峰です。春の野焼きのあとに芽生えるフキノトウやワラビ。 夏のキャンプと星空、高原一面に広がる秋のススキ……と四季を通じてアウトドアが楽しめる素晴らしい高原です。また、風が穏やかでパラグライダーの練習場所としても有名です。山頂は四方に開けていて360°の大パノラマが楽しめます。また冬期の積雪は思いのほか多い山で手軽に雪歩きが楽しめると思い登りました。


行程 所要時間
登山口出発 13:41 1時間26分
山頂 15:07
下山開始 16:31 56分
登山口帰着 17:27

標高、緯度、経度
登山口   788m N33”56’11.83” E133”40’50.44”
山頂 1,043m N33”55’23.30” E133”40’42.50”

カシミール3Dによる塩塚高原付近の展望図です。

今回は駐車場所からエコトイレまでは雪の車道を歩きました。
帰りの青い軌跡は尻滑りしたため最短コースを下っています。

GARMINのGPS eTrex VISTA-C によるトラックログをグラフにしました。
山頂で食事をして、のんびり過ごしため帰りの所要時間が実際より長く表示されています。

国道32号徳島県山城町から国道319号新宮方面へ。
途中「塩塚高原」の看板を目印に左折。
山道を30分程走れば塩塚高原入り口着。


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愛車マークUは、冬季にはスタッドレスタイヤを装着しているので、塩塚エコトイレまで車で行くつもりだったのですが、除雪されていなかったため徳島県と愛媛県からの車道の合流点付近に駐車して車道を2Km程歩くことにしました。 雪の感触を確かめながら車道を歩きます。


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少し歩くと香川県側の雲辺寺山方向の展望が開けてきました。



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徳島県側の峰と愛媛県側の峰の分岐点です。今回は愛媛県側に進路をとりました。
30分ほど歩くと塩塚峰が見えてきました。


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塩塚峰です。
雪の中に見えているラインは先の登山者がシリセード(尻滑り)で下ってきた跡です。

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厳冬期でも快適に使えて、とっても環境にやさしい塩塚エコロジートイレ。塩塚高原の誇りです。

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先に登った人の踏み跡が山頂へ続いています。

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登りの踏み跡(右側)と下りの尻すべり跡(左側)です。

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80センチ近い積雪に塩塚名物のススキが埋もれています。


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急な坂を登ります。


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登ってきたエコトイレ方面を振り返ります。 この付近はパラグライダーを積んだ軽トラックが登り下りする車道です。


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シリセード(尻すべ)りで下りた跡です。

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吹き溜まりでは積雪はかなり深くなっています。


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雪に埋もれた階段の登り口に着きました。急な登りで汗が吹き出てきます。 ふり返ると北峰(パラグライダーの発着場)がきれいに見えます。


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頂上が見えてきました。


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頂を雪に覆われた高知県の山々がきれいです。


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山頂で食事をして、ゆっくり展望を楽しみました。
周囲の山々がピンク色に染まりはじめる頃に下山を開始します。


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シリセードで下ります。 快適!!